じゃばらのナルリチンとは

和歌山県北山村から三重県熊野市の熊野川支流と北山川周辺に古くから自生していたといわれているミカン科かんきつ属に分類されます。

昭和46年福田国三(福田農園の創設者)の依頼により田中謙一郎農学博士により調査を実施し、昭和54年種苗法に基づき品種登録されました。(品種名:じゃばら)名前の由来は「邪を払う:邪払」からといわれています。

北山村では古くから正月用のさんま寿司、昆布巻、のり巻を作るときに果汁を使用してきました。

じゃばらの愛用者からじゃばらを食べていると花粉症の症状が緩和するなどの情報が多く寄せられています。その後、村の追跡調査や各大学の先生方の実験で「じゃばら」にはフラボノイドの一種「ナリルチン」が他のかんきつ類に比べ格段に多く含まれていることが判明し、その「ナリルチン」が花粉症などのアレルギー症状の緩和作用があることが徐々に明らかになってきました。